「すべての女性にはレズ風俗が必要なのかもしれない」を読んで②(やよい)
こんにちは。やよいです。
今回も前回に引き続き、2018年2月に出版された
「すべての女性にはレズ風俗が必要なのかもしれない」
の感想を書いていきます。
前回の記事はこちらから。
今日は第2章、
「レズ風俗が大阪で産声を上げた日」
について。
レズっ娘クラブは今から13年前の2007年5月3日に創業しました。
第2章では、レズっ娘グループ第一店舗目、「レズっ娘クラブ」がいかにしてできたか。
その時代背景と代表の御坊さんがレズ風俗店を立ち上げようと思い立った経緯が描かれています。
「10年早いといわれたレズ風俗店開業」
本書をはじめ様々な場面で「10年早いといわれたレズ風俗店開業」という言葉が出てきます。
全くのド素人からすると、その言葉の意味すらピンときません。
「10年?そもそも早い遅いとかあるのか?」など思ってしまいます。
ただ実際今から10年前ってSNSも今ほどさかんではないし、個々人が閉鎖的でオタクも隅で隠れてたような時代だった気がします。
そういった意味では、マイノリティ(性的思考のことをマイノリティと表現するのが適切かどうかがわかりませんが・・)
界隈を所謂”省きたがり”のこの世界が受け入れるのは難しい時代だったのかな、なんて読みながら考えてしまいました。
今やテレビやSNS等で、LGBTの方々、それ以外でも男性がお化粧をしたりかわいらしい恰好をしたりするなど
10年前じゃ「隠さなきゃいけない雰囲気」「恥ずかしい」と思われていたことがあけっぴろげに
”個性”として受け入れられる時代です。
そう思うと当時御坊さんが立ち上げようと思った時代と今とでは世の人々の感覚が180度違うので
改めて当時、あの時代にレズ風俗店を立ち上げようと思ったのは相当の気合と勇気と覚悟だったんだろうな、と。
御坊さん自身も「無謀な試みだった」と記しています。
「そうや、女性をターゲットにしたレズ風俗店や!」
”そもそもなぜレズ風俗店を立ち上げようとおもったのか?”
ここに関しては特に読む前から興味津々でした。
一体いつ何時どういったきっかけで思ったのだろうか。。
答えは意外とシンプルで
「風俗店は立ち上げからすぐに結果がでている。」
前職で培ったウェブ屋さんのノウハウで既存店が取りこぼしている顧客を狙ったんだそう。
前職からの経緯や立ち上げ当初のことなどもリアルに描かれています。
「レズ風俗が大阪で産声を上げた日」を読んで
1章でも想像と違うことが多く驚いていたのですが2章でも驚きの連続でした。
・応募は大量にきたけれど、お客様からの電話はならず。
・キャストは最初事務所で待機していた。(現在は完全予約制)
→スタッフとして入らせていただく前は事務所でキャストさんが常に待機しているものだとおもっていました。
実際利用したことのない方はもしかすると同じように想像されているかもしれません。
事務所での待機がなくなった理由がまた驚くべきものでした。
などなど。
2章では他にも印象深いお客様の紹介が。
最初のお客様のことや出禁にしたお客様のことなど・・。
レズっ娘グループを利用されるお客さんは単純に身体だけのつながりを求めているだけでなく
心でのつながりを求めている方も多くてそれゆえに歯止めがきかなくなって警察沙汰になってしまったり・・!
そういう普通だと語られない、隠しちゃうようなこともこの本にはわんさかかかれています。(もちろん匿名で!)
「キャストは運命の人ではありません」
2章の最後の方に書かれていて特に響いた言葉です。
キャストは運命の人だって思いたいものだと思うけれどそこをあえて
言葉にして書かれているのにはこの10年での様々なキャストさん×お客様の物語を見てこられたのだなあと思います。
確かに耳が痛い言葉かもしれませんがあくまでも”お客様”と”キャスト”の関係であるからこそ
みられる夢もあるんだあなと感じました。
次は3章「女性が集まるところに事件アリ」の感想予定です。
題名から既に面白そうな匂いがします。笑
