レズ風俗現役キャストゆうが大木亜希子さんのレズビアン風俗作品『MILK(講談社「シナプス」)』を読んで感じたこと

今回のゆうの読書快感は、こちらの作品です。
大木亜希子さんによる「シナプス」という、
2022年2月の末に発売されたばかりの新しい書籍なんです。
機会があって読ませていただきました。
四つのお話から構成される一つ一つの物語は、どれも全てがどこか冷たく…心を静かにえぐるような鋭い刃物を感じさせる、サスペンスな匂いを感じる作品でした。
ひと際、目を惹く作品の一つとなったのがこのMILKの回なんです。
なぜなら、私たちの働くこのレズビアン風俗店でのシーンが、何度かリアルに登場するからなんですよね。
ストーリーは、愛や恋、家族をテーマに繰り広げられる一人の女性の人生の物語。
皆さんも、誰かに聞いたことや、自分自身でももしかしたら経験されたかもしれない歓迎されない恋愛が、この世には存在します。
何を善しとして何を悪として、それを誰が決めるのでしょうか?
と、問いかけたくなりますが、やはり誰かを悲しませる恋は歓迎されないのかもしれません。
秘密のお話を聞いているようで、いけないことをしているような感覚になり、でも不思議と吸い込まれる魅力がある作品でした。
特に、最後の展開にハッとさせられるのですが、内容はお伝えできませんので気になったら本屋さんへ駆け込んでください(笑)
本を読んだ感想というよりは、私が感じたことなんですが…。
自分が思う誰かの印象や、言葉なんかはもしかしたら自分の世界だけで都合良く解釈されるものではないかと思いました。
都合よくとは、良い方向でも悪い方向でもどちらにでも作用するもんです。
本当は、もっと深く相手を知れば、話をちゃんと聞けば違う道が産まれてくるのかもしれない。独りよがりにならないこと。
そして、同時に自分を知ることができる。
お客様と私たちの関係だってそうです。
この人は、こうだろうか?この人はああだろうとか、絶対に決めつけてはいけないと思います。想像力によって希望が持てたり、良い方向に変わっていく予感がすればそうなる。
引き寄せる波が、いい方向であれば関係も良くなっていく。
きっと、そういうことなんだと思います。