“ほぼ未経験”だったわたしがレズ風俗嬢になるまで【第3回】「レズ風俗キャストという仕事への憧れ」
こんにちは〜‼︎ レズっ娘元キャスト、スタッフのもあです。
キャストを経験してスタッフになったわたしならではのお話ができればいいなと始まったこの連載企画。(そしてあわよくば本を書きたいので出版社さん、お誘いお待ちしております)
今回で第3回目を迎えます。
「“ほぼ未経験”だったわたしがレズ風俗嬢になるまで」シリーズはこちら▼
今後もできるだけ金曜日に更新していこうと思っておりますので応援していただけると嬉しいです‼︎
今回は「レズ風俗に興味を持った話」や「レズっ娘クラブを知ったきっかけ」などについてお話できればいいなと思っております。
最後までお付き合いいただければ嬉しいです。
「レズ風俗キャストという仕事への憧れ」
ただの可愛い女の子のSNSアカウントだと思っていたものが実はレズ風俗キャストのアカウントだったことをきっかけに「レズ風俗」というものの存在を知ったわたし。その当時は自分が実際に働くことになるなんて思ってもみませんでした。
ある日タイムラインに流れてきたツイート。それはキャストさんとはまた別の、わたしがフォローしていた人のツイートだったのですが、内容はフォローしているキャストさんと一晩過ごした感想。「わぁ、そこ繋がってたんだ!」と感心するのと同時に抱いた「あの人レズ風俗嬢だったの?」という驚き、そしてその後から湧き出てくる「レズ風俗というものがあるのか」という感動のような気持ち。今でもあの瞬間の気持ちが忘れられません。
ツイートの内容は特定も怖いので詳しくは書けませんが、寂しくてキャストさんに会いに行ったら一晩中抱きしめてもらったというような感じ。その文章には利用したその人の寂しさが埋められた幸せや別れてからも幸せが続いている気持ちが溢れていました。
「レズ風俗ってこんなにも人の人生を幸せにすることができるのか」と感心の気持ちと共に、こんな風に人を幸せにする仕事がしたいなと興味を持ち始めたのです。
興味を持ってからは実際にレズ風俗について検索してみたり、他のキャストさんのTwitterを除いてみたり…好奇心の赴くままにただただ検索を重ねる日々を送っていました。その時は実際の店舗を探すというよりも利用した人の体験談などを中心に探していました。その当時はレズっ娘のお店の存在も知らなかったものの、ある人が書いたティアラの体験談に出会いました。本当に無知だったわたしは入店するまで永田カビ先生の漫画「さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ」の存在すら存じ上げなくて…(笑)本当に、本当に何も知らなくて。その記事の中で漫画にもなったんだ〜と知りました。漫画になったところまでは、他のレズ風俗の体験談と大きく変わらない印象でした。
記事を書いた方の体験談の続きに御坊さんの顔写真が載っていたんです。ものすごく衝撃的でした。わたしの勝手なイメージでは風俗店の経営者が顔出ししてるなんて思ってもみなかったからです。その後に載っていたインタビューで、お店への考え方などを知ってこんなに徹底していてオープンなお店もあるんだな〜と思いました。わたしが「レズっ娘クラブ」を認識した出来事でした。
そして、体験談を漁っているうちにレズ風俗で働くということへの憧れのようなものを持つようになりました。それまでは「風俗=暗い、怖い」イメージしか持っていなかったわたしですが、体験談や記事を読んでいるとちゃんとしたお店もあるんだなと実感するようになりました。そしていつの間にか、ひとりひとりと向き合って、非日常な体験を提供できるお仕事って素敵だな、いつか働いてみたいなと思うようになっていったのです。
最後までお読みいただきありがとうございます
▶︎次回、レズっ娘クラブに応募した時のことについてお話したいと思います。
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