“ほぼ未経験”だったわたしがレズ風俗嬢になるまで【第6回】「初めてのキャスト登録」
こんにちは〜‼︎ レズっ娘元キャスト、スタッフのもあです。
キャストを経験してスタッフになったわたしならではのお話ができればいいなと始まったこの連載企画。今回で第6回目を迎えます。
いつか本も書けたらいいな〜と思っているので、出版社さんお誘いお待ちしております‼︎(笑)
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できるだけ金曜日に更新していこうと思っておりますので応援していただけると嬉しいです‼︎
前回は「面接のこと」についてお話させていただきました。
今回は「合格後に登録するまで」のことなどについてお話できればいいなと思っております。
最後までお付き合いいただければ嬉しいです。
初めてのキャスト登録
思っていたよりも広くて明るい空間。おしゃれな隠れ家のようなちょっと落ち着く空間。面接後に合格を告げられて御坊さんに連れてこられた事務所の第一印象は良いものでした。(わたしのイメージが怖い場所というのもあったけど)
女性のスタッフさんもいて、飲み物を出してくださったりおしぼりをくださったり…なんて気遣いのできる方達なのだろうと感心したのを覚えています。本当に全スタッフさんを尊敬しております。
ソファに案内されて渡されたのは「持ち出し厳禁」と書かれた業務マニュアル。「これ読んで内容覚えて」そうさらっと言ってのける御坊さん。ちょっと待って、これものすごい量あるよ‼︎という気持ちを飲み込んでマニュアルに目を通しました。きっと今までの失敗や成功を元に作り上げられてきたのであろうそのマニュアルには、社会人として求められるような内容から、接客のプロとして身に着けるべき内容まで細かく書かれていました。中でも印象的だったのは「困ったことがあればすぐに事務所に連絡」という言葉。数カ所に書かれていて、キャストを大事にする気持ちを感じられたのでこれから働くことへの不安が一気に減った気がしました。
他にもご案内の流れやおすすめのホテル、キャストとして知っておきたい知識がギューッと詰まったマニュアルでした。なんとか目を通して大切な部分は何度も見返して覚えて…。実際にご案内するとなったら一人でやるしかないんだ‼︎という焦りもあって必死に覚えました。
現在は経験豊富な講習スタッフからの講習を受けてからのデビューという流れになっていますが、わたしが入店した当時はまだしっかりとした講習システムもなく、自力で頑張るしかないような状況でした。(コロナ前ということもあって事務所での先輩キャストさん達との交流は結構たくさんあった時期だったのでそれが救いでした)
マニュアルをなんとか頭に叩き込んだ後、どんどん進んでいく登録作業。
名前はどうする?と言われて、呼ばれても反応しやすいように自分の名前にちょっと響きの似た名前を提案してそれが採用されました。そして「もあ」が誕生しました。よくよく考えたらすごいキラキラネームみたいでwもうちょっとちゃんと名前を考えておけばよかったな〜と思うこともありますが、たくさんの方に呼んでいただいた「もあ」という響きが今ではとっても大切なものになっています。
その後もパソコンを借りてプロフィールページの入力作業(先輩キャストさんのもめちゃくちゃ参考にさせていただきました)やブログのページを作ってもらったり…プロフィール用の写真を撮影したり…。トントン拍子にデビューへの準備が進められていきついにデビューの日を迎えました。いざサイトのキャスト欄に自分の写真が載っているのを見るとなんだかとっても嬉しくなったのを覚えています。
書き忘れていましたが、実は最初はティアラ大阪店での登録だったんです。それには理由があって、ここまでの記事を読んでくださっている方はお分かりかもしれませんが、ほとんど経験がない状態からのスタートだったからなんです。方法も知ってるし、経験がゼロというわけでもないし、プライベートでなら問題がないレベルだったのですが、キャストはお客様からお金をいただいてプレイするプロ。自分の技術を磨くためにも先輩キャストさんの技術を知ることができるティアラからのスタートがいいということで最初はティアラに所属させていただいていました。
最後までお読みいただきありがとうございます
▶︎次回、初めてのお仕事についてお話したいと思います。
* もあ *