レズ風俗の呼称について~Wikipediaにまだ掲載されていないレズビアン風俗の真実~

2022年7月15日

レズビアン風俗という用語が今年2022年2月にようやく(?)

Wikipediaに登場しました!おめでとう御座います!

ありがとう御座います!

ただ、Wikipedia(レズビアン風俗)の内容で

いくつか訂正が必要だと思う箇所を見つけましたので

シリーズ『Wikipediaにまだ掲載されていないレズビアン風俗の真実』と題し

これまで独自に調べていた資料と併せて

自分自身の考えなどを申し訳程度にご提示させていただきます!

【追記】今回のこの記事がきっかけとなり現在、日本語版Wikipedia『レズビアン風俗』内の『呼称』『問題』について加筆修正頂きました。

レズ風俗を名乗ることに誇りとプライドを持って15年!

すべての女性にはレズ風俗が必要なのかもしれない(WAVE出版)』著者でおなじみ!

レズ風俗当事者代表

御坊です

よろしくお願いします!

シリーズ第一弾は『レズ風俗の呼称について

2022年現在、自分たちがレズ風俗を名乗っていることについて

レズ風俗呼称問題ともいわれ

自分たち以外の場所で賛否両論がありますが

レズ風俗、レズビアン風俗という呼称は

これまで15年間

御坊ひとりだけではなく

キャストやスタッフ、ご利用いただいてきたお客様

レズ風俗レズっ娘グループと関わっていただいた関係者の皆様と一緒に紡いできたことばで

とても大事に扱ってきた『ことば』なのです。

本記事は2万字ほどの長文になりますので

まずは

御坊が『レズ風俗という呼称について伝えたいこと』をまとめてみました。

  1. 『レズ風俗』の初出(初掲載)は、2004年刊行のレズビアン雑誌『カーミラ』(?)
  2. 『レズ風俗』への需要やその存在はレズっ娘クラブ創業の2007年以前からあった
  3. 『レズ風俗』という呼称は、だれもが簡単に思いつく呼称だった
  4. 経済産業省曰く、現在『レズ風俗』は既に一般用語として普及している
  5. 我々がレズ風俗を名乗ることについて差別を助長していると一部で誤解されている。
  6. レズ風俗という言葉がなくなっても差別や行為としての意味での言葉の歴史はなくならない。
  7. もし、当店がレズ風俗という言葉を使わなくなってもレズ風俗という言葉は残る。
  8. 今、当店がレズ風俗という言葉を使わなくなったら当店は潰れる。
  9. 今、当店がレズ風俗という言葉を使わなくなったら悪質店やその被害者が増える可能性もある。
  10. レズ風俗呼称問題について直接は攻撃されないが、周りが被害にあっている。
  11. 議論の場や取材依頼が一切ないので、一度直接きちんと対話や議論、取材しませんか?
  12. レズっ娘グループは、誇りとプライドを持って”今のところは”『レズ風俗』を名乗り続けます。
  13. 女性間風俗という呼称を使用しない理由
  14. 『レフウ』というレズ風俗を表す新語に期待と明るい未来を感じている。
  15. 実はビアンコースというコース名について呼称変更したいと考えている。
  16. Wikipedia『レズビアン風俗』の呼称の項目を変えてください。※4/7加筆修正いただきました

この16個の呼称について伝えたいことのまとめをご覧いただいたあとに

下記の目次から読んでもらうと読みやすいかもしれません。

Contents

『レズ風俗』という呼称の初出はレズビアン雑誌!?

1990年代から2000年代はじめに出版されたレズビアン雑誌と呼ばれる雑誌は

2022年現在ほとんど姿を消し、現在はWebマガジンという形のみでわずかに残っているようです。

そうしたレズビアン雑誌のなかでも

ポット出版から

”2002年に女の子を愛する女の子のためのオカズ本”というふれこみで創刊し

2005年まで刊行された

レズビアン、及び、バイセクシャルのためのいわゆるレズビアン雑誌

カーミラ(Carmilla) という雑誌のなかで『レズ風俗』という文言を見つけました!

ちなみにこのカーミラは10号で廃刊しておりますが

レズビアン雑誌のなかでも

今もネットなどで比較的現物が入手しやすいレズビアン雑誌で、当店のアーカイブ「レズっ娘文庫」でも全巻揃えています。

レズ風俗が求められてきたことがわかるレズビアン雑誌

創刊号となるカーミラVol1(2002年7月)でさっそく

【フーゾク体験ルポ】寂しい夜を癒してくれるめくるめく官能の世界◆体験レポート「女の子フーゾクで絶頂体験!!」

と題した記事が確認できます。

こちらは、2007年レズっ娘クラブ創業当時に

3軒あったレズ風俗店のうちのひとつ『fairy』さんのレズ風俗体験レポート記事でした。

なお、カーミラの誌面上では『fairy』を

レズ風俗ではなく『女の子フーゾク』という表現が使われておりました。

誌面では、別の神奈川のお店が1軒、当店創業以前に存在していた大阪のお店が1軒紹介されているのが確認できました。

また、翌年に発刊されたカーミラVol2(2003年7月3日)では

Ecstasy File Vol2として、女性ライターによる男性向けソープランドの潜入体験記事が掲載されています。

こういった体験企画記事や創刊号で

『レズビアンたちのリアルHトーク こんなHがしてみたい』という

16ページに及ぶ座談会的なインタビュー記事のなかでも

「恋人以外の女の子としたい時用に風俗はあったらいいなと思うけどね。」

といった、レズ風俗を求める声などから

創刊時からカーミラ読者層であったレズビアン、バイセクシャルの方たちからの

女性キャストのいる女性のお客様が利用できる性風俗店

いわゆるレズ風俗を利用してみたいという需要が確実にあり

そのことにカーミラに携わったライターさん達や編集部が答えていたのではないかと推察できます。

2004年にはレズ風俗店の広告が掲載されています

さらにカーミラ創刊から2年後のカーミラVol3(2004年1月29日)の広告欄では

『レズ風俗』や『レズビアン風俗』という呼称こそ記載されてはいないのですが

実際に存在するレズビアン風俗店が掲載されていることが確認できます!
※レズっ娘創業時2007年に存在していた別のレズビアン風俗店3軒の内、2軒目

こちらのお店は次号のカーミラVol4(2004年4月23日)にも広告が掲載されております。

レズ風俗呼称の初出は2004年12月2日刊行の『カーミラVol6』

と、いうわけで

お待たせしました!

レズ風俗呼称の初出記事について!

『カーミラVol6』のP140から4ページにわたり掲載された

『百合之小路三姉妹 特別編 レズ伝説解体新書』

という読者の質問に3姉妹が答えていくコーナーのなかで

Q「男相手だと割り切ってできる」から、風俗嬢のレズ割合多しってマジ?
A「レズっていうか、バイの女の子は確かに多いかも。働く女の子にレズ人口がそれなりにあるなら、女の子向けの性風俗がもっとできてもいいのにね~。
お金払ってプロのレズによる素晴らしいサービスを受けられるなら、アタシはいくらでも払うな。苦労してナンパしたのに下手な女だったら、面倒だもん!レズ風俗、カモン!!

出ました!

「レズ風俗、カモン!!」

こちらが今、御坊が追えた範囲のレズ風俗呼称の初出です!

回答もいいよな!

レズビアン風俗呼称の初出は2004年4月23日刊行の『カーミラVol4』

御坊が追えた範囲で、先述のカーミラの風俗体験企画『Ecstasy File』のなかで、専属のライターさんが登場します。

こちらのライターさんの肩書について

カーミラVol3までは、『カーミラ専属風俗ライター』だったのが

2004年4月23日刊行の『カーミラVol4』のこの記事のなかでは

レズビアン風俗ライター』と名乗られておりました。

このことば(レズビアン風俗ライター)の意味についてですが、ニュアンス的には

レズビアン(当事者性)の風俗ライターという意味だったのだと思いますが

”レズビアン風俗”という呼称についてもカーミラが初出だったのではないかと推測します。

ちなみに、現在でも”レズビアン風俗嬢”と名乗る方が現れることがありますが

レズビアン風俗のキャストという意味ではなく

ご自身のセクシュアリティがレズビアンの男性向け風俗嬢の方だったりもします。

と、いうわけで

レズ風俗という呼称を使い出したのはレズっ娘クラブ(2007年創業)ではない

さらに

2005年9月14日のカーミラVol9では

「小悪魔イメージ性感で絶頂体験!あるようでなかなかみつからない、レズ風俗。」

という体験記事も載っていました。

ちなみにこちらの記事は、五反田にあった男性向け風俗いわゆるイメクラ店のレズコースの体験記事でした!

なお、カーミラで初めて掲載された呼称は

『レズビアン風俗』ではなく『レズ風俗』だったということも注目したいところです。

と、いうわけで

(Wikipediaではなぜか2006年創業となってましたが)

2007年5月3日創業のレズっ娘クラブよりも

3年も前に

『レズ風俗』という呼称がレズビアン雑誌『カーミラ』にて掲載されていた!

ということのご報告でした!

その他、2006年8月20日発行の『性の秘儀☆レズビアン編(河出書房)』に「”レズ風俗”嬢」ということばが出てきます。

ここからは御坊の考えをお話します。

レズ風俗(レズビアン風俗)は誰でも思いつく呼称だった

個人的には

レズ風俗やレズビアン風俗という呼称(業種名)については

最初に『レズ風俗』を作ったひと(使ったひと)が悪いとか

犯人とするのではなく

はるか昔より

レズ風俗というワードは

レズ風俗の存在自体あるかどうか知らなかった人たちが

レズ風俗の存在があるかどうかを確かめるため

レズ風俗を利用したい側、レズ風俗で働きたい側として

検索した時に

誰でも思いつく呼称(業種名)だったのだと考えています。

と、いうのも

永田カビ先生もレズビアン風俗が存在しているかどうかもわからなかった

レズ風俗ブーム、そしてレズ風俗漫画ブームの火付け役ともなった

永田カビ先生のレズ風俗体験レポコミック

『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ(イースト・プレス)』や

その前身のPixivコミック『女が女とあれこれできるお店へ行った話』には

実際にレズ風俗というものが存在しているかどうかもわからなかった永田カビ先生ご自身が

『レズビアン風俗』とネット検索し、当時、検索結果上位にあった当グループのティアラ(現:ティアラ大阪店)をみつけてくれました。

というシーンが、作中にガッツリ掲載されてますよね!

ちなみに英語版の検索ワードは「Lesbian escort agency」と訳されていました。

本当、ご利用されたお店がウチで良かった。

ゆうさんで良かった(100億回目)

さて、永田カビ先生だけでなく

実際にこれまで

レズ風俗が本当に存在しているか知らずに偶然

『レズ風俗』あるいは『レズビアン風俗』と検索し

レズっ娘グループをみつけ

ご利用いただいたというお客様や

応募に至ったというキャストは事実としてたくさんいます。

また

レズ風俗ブーム以前はもちろん、レズっ娘クラブ創業以前に

レズ風俗と検索された方がいた事実がわかる証拠がGoogleに残っていました。

Googleには2004年から『レズ風俗』という検索履歴が残っている

GoogleのコンテンツのひとつにGoogleトレンドというサイトコンテンツがあります。

Google Trends(グーグルトレンド)とは、ある単語がGoogleでどれだけ検索されているかというトレンドをグラフで見ることができるツールで、期間を指定すると、これまでそのキーワードが一番多く検索された時期(最高値)を100とした検索総数の相対値がわかります。

Googleトレンド自体の公開は

2006年5月10日ですが、履歴自体は、2004年から現在までの推移を確認することができます。

ちなみに適当に入れたキーワードや造語では、(誰も検索していないから)きちんと相対値が0になるはずです。

と、いうわけで

実際にGoogleトレンドで

2004年から2022年現在までの期間の『レズ風俗』の検索推移をみてみると

2004年1月の時点で既に5ポイントもあります。つまり、2004年1月の時点でレズ風俗と検索された方が存在しているのです。

これは『レズ風俗』が初掲載された

カーミラVol6(2004年12月)が刊行される

11カ月も前

なんらかの影響で検索率があがっていたということです。

これは個人的な推測ですが

前項『2004年にはレズ風俗店の広告が掲載されている!』でご紹介した

レズ風俗という文言は一切記載されていない他店さんの

広告欄が掲載されていることをお伝えしましたが

その広告に掲載されていたお店のサイトのURLがとてつもなく長かったため

「レズ風俗」というワードがまだどこにも掲載されていなかった時代に

『レズ風俗』というキーワード検索しそのお店を探された読者がいたからかも知れません。

ちなみに

2004年から2022年現在までの期間の推移のなかで

最大値が100ポイントをたたき出した期間

つまり『レズ風俗』というワードが一番検索された期間は

永田カビ先生の『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』が

きゃりーぱみゅぱみゅさんのツイートで紹介された2016年11月でした!

このGoogleトレンドで

先ほどの永田カビ先生だけではなく

2004年1月から

レズ風俗の存在自体あるかどうかも知らない方

『レズ風俗』というキーワードを検索していた人が結構いたということが一目で確認できます。

ウチが『レズ風俗』を名乗り始めた経緯

拙著『すべての女性にはレズ風俗が必要なのかもしれない』や

これまで多くのインタビュー記事などでもお話しておりますが

レズっ娘クラブ創業前はWebサイト制作業者さんでした!

当時、ネット検索の結果を上位にあげるいわゆるSEO対策については比較的得意でした。

SEO対策(検索エンジン最適化)とは、検索エンジンの検索結果において、特定のウェブサイトが上位に表示されるよう、ウェブサイトの構成などを調整すること。(Wikipedia『検索エンジン最適化』)

創業当時は、宣伝できる媒体も少なく(今も少ないですが)

とにかく、ネット上で当店(のサイト)をみつけてもらえるよう

SEO対策を施していくわけで

2007年5月の創業時より

レズ風俗(レズビアン風俗)だけではなく

色んなキーワードで(例えばレズデリ、レズヘル、ビアンデリバリー、女性用風俗など思いつく限りで)検索が引っかかるように模索していました。

また当時、Googleトレンドや様々なSEO対策に関する関連記事やキーワード選定ツールが公開されはじめ

店舗を持たないレズっ娘クラブをみつけてもらうために

どのキーワードがより検索されやすいか、どのキーワードにしたらより広く知ってもらえるのか

こうした情報やツールを使ってキーワードを絞っていった結果

『レズ風俗』や『レズビアン風俗』という言葉に辿り着きました。

実際に『レズ風俗』や『レズビアン風俗』とネット検索で

当店の存在を知ったというキャスト応募者やお客様達からのお声もあり

レズ風俗というキーワードを選定したことが確信に変わっていくわけです。

※旧御坊ブログの初期の頃を読み返すと『レズ風俗』などの検索結果の報告で一喜一憂している記事をみつけることが出来ます。

経産省から商標登録『レズ風俗』が却下された理由

時代は最近に移りますが

実は数年前に『レズ風俗』という呼称を商標登録しようとしたことがありまして

経済産業省(特許庁)から

『本願商標(レズ風俗)は、広く一般に使用されており、識別力(商標としての特徴)がないので、登録は認められない。』

既にレズ風俗は一般的に普及されている用語として却下されました。拒絶理由通達

ちなみに、その際に経済産業省から提出された拒絶理由として半数(レズ風俗が一般的に普及されている用語として)の証拠資料が

当グループのサイトコンテンツや当店への取材記事でした。

却下こそされましたが

レズ風俗は一般用語ということを経済産業省からお墨付きをもらえたというわけです。

つまり、レズ風俗という呼称は、誰もが簡単に思いつくことばで、且つ、経済産業省お墨付きの一般的に普及している用語なのです。

『レズ風俗』は差別を助長している言葉ではありません。

ここからは、昨今問題に挙げられているレズ風俗呼称問題について、資料を元に自分の考えとあわせてご説明いたします。

残念なことにここ数年

自分たちがレズ風俗を名乗っていること自体が

女性同性愛者への差別を助長しているとされ

自分たちの存在を否定されたり

自分たちの周囲に実害が及んでいます。

その背景の根の部分としてまず最初にご紹介しないといけない歴史があります。

『レズ』という表現は女性同性愛者に向けて蔑称として使用されていた

『レズ』というレズビアンという言葉の短縮語が

『女性同性愛者に向けての差別的な呼称(蔑称)として使用されていた』

という歴史的な事実があります。

こうした性的指向や性自認に関連した、差別的な言動や嘲笑、いじめや暴力などの精神的・肉体 的な嫌がらせを行うことを現代のことばで『SOGIハラ』と言います。

そして、この女性同性愛者への蔑称とされてきた『レズ』に対して

当事者(女性同性愛者)のなかでうまれた

ビアンという呼称についてWikipediaではこう説明されております。

(女性同性愛者の意味でのレズビアンの)略称としては、日本では「ビアン」という言葉が当事者の周辺でよく使われる。 これは「レズ」という呼称を嫌った当事者たちが90年代に使い始めたもので、みずからのアイデンティティを積極的に表す言葉であるとされる。 「レズ」の語に辛い記憶をもつ当事者たちの中には、この言葉が登場したことで“救われた”と感じた者も多かったという。
一般には「レズ」という略称がよく聞かれるが、これはときには侮蔑的な場面で使われる場合もあり、テレビ・映画・週刊誌・スポーツ新聞などでは「ホモ」が軽蔑的な文脈で使われることもあるが、少ない例ながらレズも笑いをとる材料にされたり、ポルノ映画(ポルノは悪ではないが「レズ物」の映画もある)にも用いられてきた言葉であることから、不快に感じる当事者も多く、公共的なメディアでは使用を避けたほうが無難であるとされ、各メディアではこの略称の使用は自粛している。
とはいえ当然ながら、自己表現というのは人それぞれであり、「レズ」を自称する当事者もいる。 とくに若い世代の間には「ビアンという言い方は古臭いし恥ずかしい」という感覚もあり当事者・非当事者ともに、なんらネガティブな意味合いを込めることなしに「レズ」という語を使うようになってきているともいう。(Wikipedia『レズビアン(詳細・「ビアン」と「レズ」)』)

ただし、これだけでは問題にはなるはずがありません。

なぜ、レズ風俗という呼称を名乗ることで自分たちが批判される原因となったのか自分なりに考えたことを説明していきます。

まずは、Wikipediaでの日本と海外のLesbian(レズビアン)という言葉の取り扱い方についてご紹介します。

Wikipediaの『レズビアン(日本語版)』と『Lesiban(英語版)』の差異

今のところ日本語版のWikipedia上では

レズビアン(英: lesbian)とは、女性の同性愛のこと。(Wikipedia『レズビアン』)

と”だけ”とされていますが

実は

英語版のWikipediaでは、上記の説明だけに留まらず

また、レズビアンという言葉は、(使用者の)性的指向に関係なく、女性の性的アイデンティティや性的行動に関連して使われたり、女性の同性愛や同性への魅力を指す名詞、またはそれらを関連づける形容詞として使われる。(Wikipedia(英語版)『Lesbian』)

とされています。

現在、Wikipediaの『レズビアン(日本語版)』と『Lesiban(英語版)』との内容の差異についても検証しているのでまた、後日お伝えしたいと思います。

日本でも『行為』の意味として『レズ』『レズビアン』が使用されてきた

日本語でも蔑称としてだけではなく

単純に女性同士の『行為』の意味として

「レズる」、「レズった」といった

動詞として使用する場合にも意味が通じますし、実際に使われきました。

動詞以外でも

レズセ、レズプレイ、レズビアンプレイ、レズ行為、レズビアン行為、レズ物、レズビアン物、レズAV、レズビアンAV、レズコース、レズビアンコース、レズ風俗、レズビアン風俗、レズSM、レズビアンSM、レズ鑑賞、レズバトルなど

といった、形容詞として扱われてきました。

この動詞や形容詞で使用される際のレズやレズビアンについては

必ずしも女性同性愛者を指しておらず

あくまでも女性同士の『行為』としての意味で使用されております。

もちろん、形容詞で使われる場合には、イケレズやレズビアンバー、レズビアン雑誌など複合語は、女性同性愛や女性同性愛者という意味として使用されることもあります。

さて、レズ風俗呼称問題のなかでよく比較される

Nワードや男性同性愛のことばとの

一番の違いとして日本語でも『レズビアン』は

英語圏のLesiban同様に

使用者の性的指向に関係なく、女性の性的アイデンティティや性的行動(行為)に関連して使われたり、女性の同性愛や同性への魅力を指す名詞、またはそれらを関連づける形容詞として使われるのです。

そして『レズ』という短縮語については

必ずしも女性同性愛者への蔑称といった差別的な意味としてだけではなく

これらの形容詞としても使用されていますし

女性同士の性的行為の意味の動詞としても使用されているのです。

※ちなみにlesやLezといった英語圏のLesbianの短縮語についても調べてます。

世界的に確率されているアダルト業界のジャンル

行為としての『レズビアン』『レズ』については

国内では海外同様、戦後から

カストリ雑誌にストリップ、ポルノ映画にAV、VRAV、SM、性風俗、官能小説、劇画、成人コミック、レディースコミックに百合漫画、アニメ、アダルトゲームに至るまで

『女性同士の絡みや性的行為』など

行為の表現として

また既に確立されたジャンルのひとつとして

『レズビアン』や『レズ』という単語が使われてきました。

その意味で、先ほどご紹介したカーミラのなかでも「レズ風俗」だけではなく「レズAV」「レズ行為」「レズプレイ」などの表現が記載されています。

なぜか日本語版Wikipediaには掲載されておらず、行為としての意味は今のところ、事実上”ないもの”とされています。

しかし、日本最大級のアダルトポータルサイト『FANZA』では

2022年3月現在『レズ』カテゴリの作品は

12000以上のタイトルの作品があります。

この数は現在、FANZAで取り扱っている作品のタイトル数ですので

実際には

FANZAで紹介されていないメーカーの作品や、過去の作品を含めると

とんでもない数の『レズ』というジャンルの作品数が存在しているはずなのです。

※AV業界では「レズれ!」というレズ専門AVメーカーもある

また、世界的にみても

2020年世界で10番目に多くアクセスされたというウェブサイト

『Pornhub』は、定期的に統計データを公開しており

毎年、人気上位の常連検索ワードは『Lesbian』があがっています。

2021年の検索ワードは3位、人気カテゴリも2位『Lesbian』

2021年、女性ユーザーの人気カテゴリ世界1位も『Lesbian』でした。

『Lesbian』は、性別問わず全世界で人気のアダルトジャンルだということが理解できます。

そして、アダルト業界で使用される場合の『レズ』や『Lesbian』の意味として

ほとんどの場合、女性同性愛者という意味を指しているではなく、女性同士の性的行動(行為)を指します。

レズ作品のファンの方たちの多くが、女性同性愛者を性の対象にしていない

実際に女性ファンも参加されていた業界でも一目おかれている関西のレズAVファンの皆さんに

「(レズものやレズAVに)ご出演している女優さん達は、女性同性愛者でなくてもいいんですか?」

と、質問したことがあります。

全員が共通して

女性同性愛者同士の性行為が観たい!というわけではなく

好きなタイプの女の子同士が好きなプレイで絡んでいるところが好き!とのことです。

行為の意味について3つの事実

つまり大事な事は、アダルト業界以外でも性的指向や性別に関係なく

『レズ(レズビアン)というワードは、昔からレズビアン当事者の方たち”だけ”を指すものではなかった』

つまり、行為として意味と並存していたということです。

そして

『アダルトジャンルのレズ作品のファンの方たちは性別や性的指向を問わず、そのほとんどが”レズビアン当事者の方たちを性の対象にしていない”』ということ

さらに現在も

『行為としてのレズ(レズビアン)と、女性同性愛や女性同性愛者のレズビアン(そして蔑称であるレズ)を知らずに混同して使われていることがある』

この3つの行為の意味について、歴史からみても、無視してはいけないとても重要な事実なのです。

※現在『Lesbian』と『レズビアン』の語源や、言葉の意味の変化、さらに、アダルト業界で使われたきた『レズ』についての資料を集め、編纂中です。また、どこかで公開できればと思います。

レズ風俗=行為の『レズ』+性風俗店の『風俗』

個人的には

レズ風俗という呼称は、アダルト業界でも広く使われ

世間でも認知度の高い、“行為”を示す意味としての『レズ(レズビアン)』と

性風俗店という意味での『風俗』で

レズ風俗(レズビアン風俗)と考えております。

また、これまでも、レズ風俗で扱うレズやレズビアンは

アダルト業界としての行為のことだということもこれまで何度も発信してきました。

性風俗店とは

まずは、Wikipediaさんの『風俗店』の定義について

一般に性的なサービスを行う店のこと。性風俗店。日本では主に法律上「性風俗関連特殊営業」に分類されている店を指す。

当店でもレズ風俗ということばのなかの”風俗”を『風営法の届出をしている”性風俗店”の意味』として、使っています。

レズっ娘クラブは、この15年間ずっと女性のお客様のみがご利用できる女性専用風俗店ですが、創業時から風営法の届出をしています。

風営法についても話したいことが山ほどあるのですが、また別の機会にお話したいと思ってます。

レズ風俗レズっ娘グループが発信してきた注意喚起

先述のとおり、女性同性愛者であるレズビアンの方たちに向けられてきた蔑称である『レズ』ということばに

主体性をもって、あえて自分達で名乗ることでポジティブに『レズ』という呼称を使っていこうという女性同性愛者もおられます。ただし、この場合も、女性同性愛者”以外”の方が、女性同性愛者に対して『レズ』という呼称を使用することを望んでおりません。

我々もこのことについては尊重しておりますし

当店やレズ風俗の説明する前に、必ず、下記のことを発信して続けてきました。

”レズ”という言葉はレズビアン当事者を指す言葉としては使ってはいけない

これまで当店では

『”レズ”という言葉はレズビアン当事者を指す言葉としては使ってはいけません』

という注意喚起を発信し続けてきました。

併せて、当グループのサイトには、下記の注意喚起も発信し続けております。

女性同性愛者の意味と『行為』としての意味を混同しないように

当店は「レズ(レズビアン)」という言葉をアダルト業界の意味として用いており、レズビアン(当事者)だけではなくより多くの(18歳以上の戸籍上女性の)お客さまに広く利用していただきたいと願っております。

また、当グループでは、レズビアン当事者としての言葉の意味と、アダルト業界の言葉の意味を混同して使用されないよう、これからもレズ風俗業界のパイオニアとして社会向けて注意喚起に努めてまいります。

という文言をグループ4店舗全店のサイトトップにて提示しております。

イベントでもレズ風俗の説明をする前に注意喚起を行ってきた

また、御坊がはじめて顔出しで登壇したイベント(別世界BAR)のなかでも

”レズ”という言葉はレズビアン当事者を指す言葉としては使ってはいけません

ということを最初に

レズ風俗のことを知ってもらう前に説明しました。

女性同性愛者はレズビアン

ということや

その他、使い方(行為の意味とは混同してはいけない等)をレズビアン用語などのスライドを用意し説明していきました。

これらのスライドはここから数年間、御坊が登壇するイベントの冒頭で毎回説明してきましたが、数年前に「時間がもったいない」と視聴者からクレームがくるまで何度も説明し続けました。

レズ風俗呼称問題について

『レズ風俗を名乗ることが、差別を助長している』という事実と異なる情報が拡散されはじめたのは、ほんのつい最近のことです。

なお、レズ風俗呼称について批判している方のなかには、大きく

『当店やレズビアン風俗という存在自体に嫌悪感がある方』と

『レズ風俗やレズビアン風俗と名乗っていることや、一般的に使われていることに嫌悪感がある方』

2つに分かれると思いますが、今回は後者について、事実と併せて、自分の考えをご説明していきます。※前者については後日改めて紹介します。

レズ風俗呼称問題の発端

レズ風俗呼称について

それまで2016年頃から一部の方が

SNSなどで独り言のように呟かれていたりはしましたが

ここまで問題が大きくなった発端は2020年9月はじめごろです。

レズ風俗を名乗る他店オーナーさんのインタビュー記事の記事タイトル(?)のなかで

『レズ風俗』や『レズビアン風俗』という呼称が掲載され

これにSNS上で異議を唱えた方たちがいて、他店オーナーさんがそれに反論し炎上

その後、なぜか当店が槍玉に上げられたと記憶しております。

経緯として

まずは「言い出しっぺ(初出)はどこか」という犯人捜しがはじまりました。

その際に、発端となった他店オーナーさんが

ご自身が追える範囲と前置きはあったものの

『レズ風俗の呼称を使いはじめたのは2008年創業の”レズっ娘クラブ”』といった

創業等、事実と異なる情報が証拠として提示され

結果的にはそれが拡散されたことで”事実”として信じてしまった人もいると思います。

なお、発端となったご自身は、レズ風俗ではなく別の呼称『女性間風俗』を名乗っていくということになったようです。※女性間風俗については後述します。

事実に反するにもかかわらず、さも当店が悪者だというように仕立て上げられ、矛先が向けられたと記憶しております。

その後、当店ティアラで提供しているサービス『レズ鑑賞コース』の呼称について

自分たち”以外の場所”で批判や議論がされていきました。

歴史的な経緯や根拠に基づくことのない間違った情報からの誤認や憶測によって

当グループや関わっていただいている周囲の方たちが批判される対象となったわけです。

レズ風俗呼称の初出については先述したとおりで

こうした事実と異なることも一度ネットに載れば証拠とされ

間違った情報がWikipedia等、ネットで掲載され拡散されてしまうということも事実なのです。

なお、このレズ風俗呼称問題で

特筆すべき点として

現在、アダルト業界のなかでもレズ風俗と比べ認知度の高いはずの「レズAV」や、そのジャンルとしての「レズSM」「レズエステ」など

レズ風俗以外のレズということばを用いた呼称についてはこれまで一切言及されておらず

なぜか『レズ風俗』という呼称だけ(そしてレズっ娘グループだけ)がやり玉にあげられているということも事実です。

直接的にはないけど、周りが被害にあっている

つい先日ですが、当店が関わるメディアの記事内で

最初にこちらで事前に原稿チェックしたにも関わらず

レズ風俗という呼称を別のことばに連絡なく

勝手に改ざんされ、別の表現で掲載されてしまいました。

すぐに改ざんされた経緯の説明と表記の変更、又は、記事の取り下げをお願いしました。

すると担当の方から

「(レズ風俗呼称を掲載する事で)取材対象者が批判を受けたことがあるため勝手に改ざんしました」

と説明を受けました。

まず、確認した原稿を許可なく勝手に改ざんしたこと自体に問題がありますが

個人的には一方で「またか…」と思ったんです。

レズ風俗呼称問題について

実は、これまで当グループや御坊には

クレーム的なご意見や批判などは直接届いたことがほとんどないんです。

代わりに

なぜか自分たちの登壇予定だったイベント会場に批判の矢がむけられたり

「レズ風俗という呼称を使ったことで大変理不尽な批判を受けていた」

という報告が

自分たちが知らない間に周囲に被害が及んでいたというケースが増えてきているのです。

もちろん事実として15年間で

直接、批判的なご指摘が届いたということも片手で数えられる程度にはありますが

毎回、こちらから話合いや対話を求めても

最終的にはブロックされたり対話拒否され、聞く耳ももたないといった感じになるのです。

なお、創業から15年間、我々がレズ風俗を名乗っていることについて、実際に傷ついたという方のお話を直接は聞いたことがありません。

ただし、レズ風俗を名乗っている我々の周囲でレズ風俗呼称問題に巻き込まれたり、レズ風俗やレズビアン風俗の呼称を使うと攻撃的な批判をしてもよい対象と誤解され、いわれなき被害にあっているというのが現状です。

なお、改ざんされた記事について、のちにレズ風俗、レズビアン風俗という呼称に書き換えてもらいました。

『あえて自分達で名乗ること』≠『取り戻すこと』という表現が原因?

なぜ、レズ風俗だけが批判されないといけないのか

その原因を考えたところ、ある表現に辿り着きました。

『レズということばに主体性をもって、あえて(女性同性愛者である)自分達で名乗ることでポジティブに使っていこう』の

『あえて自分達で名乗ること』の表現として

ここ数年、一部で『取り戻す』という表現が使用されている場合があります。

あくまでも”蔑称から取り戻す”という意味で使用されているのだとは思いますが

この「取り戻す」という表現が誤解を生み

一般的にも使われている『行為としてのレズ』の説明が省かれ

「元々、自分達”だけ”のものだったことばが盗まれた(取られた)」と誤解され

レズ風俗という呼称を一番最初に作ったレズっ娘クラブが盗んだ

という事実と異なる憶測と偏見や誤った情報から誤解が生じたのではないかと考えます。

実際にレズ風俗呼称問題について言及していた方のおひとりは

「盗まれた感覚がある」という発言と併せて「もっと怒ってよい」と扇動し

当店やその関係先を攻撃的に批判をしてよいと誤解されてしまうような発言をしていました。

なお、この方は、こちらから対談等を申し込みましたが断られました。

レスボス島でも同じこと言えるの?

レズ風俗呼称問題の補足記事として『レズ風俗呼称をめぐるLesbianの語源と定義の変遷「それ、レスボス島でも同じこと言えるの?」(2022年4月21日記事)』を追記しました。

レズ風俗呼称問題のなかで「自分たち”だけ”のことば(?)」「盗まれた」として声をあげている方たちはLesbianという言葉が、もともと”レスボス島の人たちにまつわる言葉”だったことを無かったことにしているのではないかと感じました。

議論しあえばきっと双方協力しあえる

レズ風俗という言葉を使わなくしたからといって

女性同性愛や女性同性愛者の方たちへの差別や偏見がなくなるとは思いませんし

この言葉に固執するのは”問題の本質ではない”と考えています。

レズ風俗を名乗る我々や我々の周囲に対して

攻撃的に批判をしている方やそれを扇動している方へお伝えしたいのは

まず今回お伝えしているこの内容を誤読したり、一部の文章を切り抜いたりすることなく

きちんとお読みいただいきたいということです。

そして、今回、ご説明したなかで、もし間違っている箇所があれば、きちんと証拠を示して指摘してほしいです。

また今後、話し合いや対話や議論するでもなく

一方的に事実と異なる間違った情報を拡散するのもやめていただきたいです。

それでも、まだ、御坊や当グループにだけではなく

我々の周囲の人たちに攻撃的な批判や嫌がらせをしている方がいらっしゃるのであれば

それは言葉狩りとして受け取らざるを得ません。

是非、直接お話ししましょう!

また、レズ風俗呼称問題について

当店を取材するでもなく

レズ風俗に関するご自身の憶測と偏見だけを元に記事にするのではなく

是非、取材依頼、お待ちしております!

よろしくお願いいたします!

個人的にはきちんと議論しあえば

きっと双方が協力しあえることだってあると思います。

ウチが今、レズ風俗という呼称を使わなくなったら

ここまで、きちんとお読みいただいけたらご理解頂ける通り

もし、レズっ娘グループだけが『レズ風俗』という呼称を使わなくなっても

すぐに『(行為としての)レズ』という言葉がなくなるわけではありません。

また、ウチが『レズ風俗』という呼称を使わなくなっても

『(行為としての)レズ』と当事者の方への蔑称である『レズ』という言葉を混同して使用される方が急にいなくなるはずもありません。

そして、レズ風俗を必要としている方たちがいなくなるはずもありません。

『レズ風俗』という言葉を潰しても過去の歴史や差別がなくなるわけでもありません。

さて、ここからは

当グループが『レズ風俗(レズビアン風俗)』という呼称や文言をサイトなどから全て削除するとどうなるか?をご説明します

答えは簡単です。

レズ風俗を名乗らなくなった場合、レズっ娘グループは潰れます!

ウチは、レズ風俗レズっ娘”グループ”と名乗っておりますが

1店舗ごとのキャストの人数は、10名も在籍しておりません。

実際には東京大阪に4店舗のスタッフ、キャスト全員の人数を合わせても

グループ総勢30数名程度の小さなお店なのです。

おかげさまで、このお仕事を本業として生活しているキャストやスタッフ達もいます。

派遣型性風俗の風営届出しておりますので

実店舗を持たず、業界的にも宣伝ができる媒体が少ない我々にとって

自らの呼称を捨てるということは

SEO対策的にもネット上から検索結果から消え

自分たちを必要としてくれる人達からの目に触れることも減り

売り上げも落ち、彼女たちの生活を守ることができなくなります。

経営者としては絶対に避けたいです。

もちろん、レズ風俗呼称問題で言及されてきた方たちも

そこまで考えは及んでいなかったと思いますし、望んでもいないと信じてます。

レズ風俗を名乗る『悪質店』の存在

当店がレズ風俗ということばをつかわなくなったからといって

レズ風俗という呼称は独り歩きし、レズ風俗を名乗る悪質店がはびこる可能性も大いにあります。

悪質店については

レズ風俗ブームがはじまる以前から

レズ風俗を名乗る悪質な業者は存在していましたが

2015年以降、本当にたくさんの悪質店や便乗店が増えました。

具体例を出しますと

某関西大手の男性向け風俗グループが運営していた

男性向け風俗への勧誘目的で作られた(求人目的のダミー広告の掲載)

レズ風俗を名乗るお店がありました。

レズっ娘グループでは

そうしたレズ風俗を名乗る悪質業者の存在や手口について注意喚起を発信し続けていました。

その成果もあってか、現在はほとんどの悪質店は撤退、又は、衰退していってますが、それでも一部の悪質店は残っており、実際に被害の声も届いてきます。

一例として

グループ内の男性向けの性風俗店との掛け持ち(重複在籍)を促すお店や

AVメーカーにキャストを売り込むオーナーがいる店

また、男性の店長が、女性キャスト応募者に趣味講習(セクハラ講習)したり、嘘の在籍キャストのパネルを提示している(サイトでパネル指名しても、そのパネルは嘘でその時出勤できるキャストがパネルの名前でご案内する)といった超悪質店

これらのレズ風俗を名乗る悪質店は、現存しています!

また、「レズ風俗を紹介できる」と近寄ってくる悪質なスカウト業者もいます。

こうしたことをWikipediaで載せてほしいわけです。←追記:こちら『問題』という項目が加筆されました。ありがとう御座います。

『悪質店』の注意喚起をしてきたレズ風俗店はウチだけ!

さて、拙著やこれまでの我々の取材記事などをご覧頂ければわかるとおり

事実として

レズ風俗を名乗る『悪質店』の注意喚起をしてきたレズ風俗店はウチだけです。

ウチがなくなるということは、悪質店やその手口について注意喚起を促すお店もなくなり

レズ風俗を名乗る悪質店がまた増え、その被害者も増えてしまう可能性が多いにあるわけです。

誇りとプライドを持って”今は”『レズ風俗』を名乗り続けます。

レズ風俗ブームにのっかった便乗店ではなく

2007年の創業から15年間

これまで正々堂々とレズ風俗を名乗り

女性同性愛者の方に対する差別と悪質店の撤廃に注力し

レズ風俗が必要とした方たちに必要とされてきたという

レズ風俗当事者としての誇りとプライド

そして30名の人生を背負って

今はレズ風俗(レズビアン風俗)を名乗り続けます!ご理解頂ければ幸いです。

女性間風俗という呼称について

一部で提案されているレズ風俗やレズビアン風俗に変わる別の呼称

女性間風俗』というワードは

先ほどご紹介したGoogleトレンドでは

そのワードが作られた2020年秋ごろから現在において

まったく検索されていないどころか、ほとんど認識されていないようです。

女性間風俗というワード単独で調べても

「ここに表示するデータはありません。誤字、脱字がないことを確認するか、より一般的な用語をお試しください。」と表示されます。

また、個人的には

これまで法令に順守し

レズ風俗やレズビアン風俗を誇りとプライドをもって名乗ってきた自分としては

「女性間風俗」ということば自体に少し違和感を感じます。

この違和感については、先ほどご紹介したとおり

自分は「レズ風俗」ということばに含まれている”風俗”を

『風営法の届出をしている”性風俗店”の意味』として使っているということや

女性間風俗という言葉が

レズ風俗の利用者や在籍キャストなど

レズ風俗当事者のなかで議論されたのではなく

レズ風俗呼称に言及されていた方に向けお茶を濁したような形で

急ごしらえで作られたようにしかみえなかったその経緯や

それとあわせて女性間風俗には

現在、レズ風俗をご利用いただいているお客様にも誤解を招きかねない表現が入っています。

かといって、新たにレズ風俗に変わる新語を御坊が作るというのも違うと思います。

先ほど述べた通り

今、現状として当店がレズ風俗いうことばを完全に捨て

女性間風俗など、レズ風俗以外のことばを使用してしまっては

当店やレズ風俗を必要とされている方から見つけてもらうことさえできません。

ウチは小さいながらも営利法人として運営しており、30数名の人生が背負っています。

また、レズ風俗を名乗る悪質店に騙される被害者が増える可能性があります。

現在、差別を助長されていると事実と異なる情報は拡散されてしまっているレズ風俗という呼称ですが、誇りとプライド、そして責任をもって今の段階では、レズ風俗を名乗り続けたいと思います。

ただし、もちろん、レズ風俗にかわる別のことばが普及されたり、状況が変わっていけば、柔軟に対応していきたいと考えています。

そんななか、レズ風俗を実際にご利用されているご利用者さまや

レズ風俗に在籍しているキャストらのなかで

新しいことばが生まれていますのでご紹介したいと思います。

『レ風(れふう)』『レフウ』という新語

この数年で「LGBT」という言葉が普及しはじめ

最近では女性同性愛者を意味する『L(エル)』が一部で使われはじめていることを知りました。

また集めた資料のなかには、レズビアンを行為の意味として、レ”ス”ビアンを女性同性愛の意味としそれぞれ定義し分けるといった文献もありました。

『Lesbian』という言葉の語源である「レスボス島の~」という意味から現代の意味に変化していったように

時代の流れで、言葉の意味やその言葉の定義も変化してきました。

ここ最近、実際のレズ風俗利用者やレズ風俗キャストの一部で

レズ風俗のことを

『レフウ』や『レ風(れふう)』という呼称を使用されるケースが増えているようです。

自分はこれまで実際に使用したことはありませんが

『レフウ』という呼称について

今後の未来に向けて少し希望が持てる言葉なのではないかと

個人的には期待しています。

レフウ』や『レ風(れふう)』という新語の発生要因のひとつとして

男性を派遣する女性用風俗の略称『女風』という呼称が発生したからではないかと推察しています。

男性を派遣する女性用風俗『女風』という呼称の誕生

『レフウ』や『レ風』という呼称の誕生は背景として

女性のお客様向けの男性を派遣する女性用風俗

その短縮語でもある『女風』が流行してきたからかと推察します。

Googleトレンドで『女性用風俗』を検索すると

松坂桃李さん主演の映画『娼年』が公開された年の

2018年からぐんぐん相対値が上昇しているのがわかります。

我々の2007年創業時にも既に男性を派遣する女性用風俗は存在しており

当時、こういった業態名は『出張ホスト』という呼称が使用されておりました。

ちなみにですが、Googleトレンドで、2004年から2022年の期間で、『レズ風俗』と『女性用風俗』、『出張ホスト』をそれぞれ比較してみたら面白い結果が出ます。このことについては、またイベントなどで紹介したいです。

『女風』と短縮されていることについて考えられる要因は

  1. 同じ女性用風俗である”レズ風俗”との区別化
  2. 女性用風俗のご利用者である女性が”女性用風俗”という呼称のなかの『風俗』ということばを避けたい方もいる
  3. 単なる略語としてではなく『じょふう』という語感から隠語的にも使用できる など

様々な理由が考えられます。

すべてのレズ風俗に関わる人間には『レフウ』という呼称が必要なのかもしれない

レ風(れふう)やレフウという呼称の発生について、女風と同じく

  1. レズ風俗を実際に利用しているお客様の一部で女風(男性キャストの女性用風俗)も並行してご利用されているお客様もいらっしゃるといったこと(←もちろん全然悪いことではありません!
  2. 同じ女性用風俗『女風』との区別化
  3. レズ風俗のキャストや実際に利用しているお客様のなかでも一部、レズ風俗(レズビアン風俗)という言葉のなかにある”レズ”や”レズビアン”や”風俗”という呼称の使用を避けたいという方が実際にいる

といったことなどが発生要因として考えられ、今の時代に必然的に発生した新語なのかもしれません。

また、レフウ表記においては

一目みただけで避けたいという表現ではありませんし

女性間風俗はもちろんレズビアン風俗、レズ風俗よりも

文字数も短く使いやすいですし

現状では隠語的な感覚でも使用できるかも知れませんね。

普及してしまえば、隠語ではなくなりますが…

今後、レズビアン風俗(レ風)を利用する(利用した)という意味として

「レフる」、「レフった」といった

動的にも使用することができるのかも知れません。

と、いうわけで

もしかしたら

すべてのレズ風俗に関わる人間には、レフウという呼称が必要なのかもしれない。

英語表記だともっと使いやすくなりそうですね。

ちなみに、ウチがレフウを推奨し使っていきますって話しではないのでご注意ください。

まずはビアンコースから呼称変更したいと考えています。

呼称問題について

ビアンコースという呼称については、今まで一度も批判対象には挙げられてはいませんが

2007年5月3日の創業当時から提供してきた

ビアンコースというコース名は

個人的に

ことばの意味としてもですが、今の時代にも合わず

また、お客様への利用バレやキャストの身バレの原因になってしまう可能性もあり

実はそろそろ呼称を改める必要があるんじゃないかと考えておりました。

ちなみにですが、このビアンコースというコース名についても実は、当店が作った呼称ではありません。また、鑑賞コースをはじめて作ったのも当店が一番最初ではありません。このことについては、次回ご説明致します。

いくつか候補も用意しているので、またアンケートなどで意見を募りたいと考えております。

御坊が『呼称』について伝えたい事まとめ

冒頭でもご紹介しましたが、あらためて、御坊がレズ風俗呼称について伝えたかったことをまとめてみました。

  1. 『レズ風俗』の初出(初掲載)は、2004年刊行のレズビアン雑誌『カーミラ』(?)
  2. 『レズ風俗』への需要やその存在はレズっ娘クラブ創業の2007年以前からあった
  3. 『レズ風俗』という呼称は、だれもが簡単に思いつく呼称だった
  4. 経済産業省曰く、現在『レズ風俗』は既に一般用語として普及している
  5. 我々がレズ風俗を名乗ることについて差別を助長していると一部で誤解されている。
  6. レズ風俗という言葉がなくなっても差別や行為としての意味での言葉の歴史はなくならない。
  7. もし、当店がレズ風俗という言葉を使わなくなってもレズ風俗という言葉は残る。
  8. 今、当店がレズ風俗という言葉を使わなくなったら当店は潰れる。
  9. 今、当店がレズ風俗という言葉を使わなくなったら悪質店やその被害者が増える可能性もある。
  10. レズ風俗呼称問題について直接は攻撃されないが、周りが被害にあっている。
  11. 議論の場や取材依頼が一切ないので、一度直接きちんと対話や議論、取材しませんか?
  12. レズっ娘グループは、誇りとプライドを持って”今のところは”『レズ風俗』を名乗り続けます。
  13. 女性間風俗という呼称を使用しない理由
  14. 『レフウ』というレズ風俗を表す新語に期待と明るい未来を感じている。
  15. 実はビアンコースというコース名について呼称変更したいと考えている。
  16. Wikipedia『レズビアン風俗』の呼称の項目を変えてください。※4/7加筆修正いただきました

と、いうわけで

【追記】冒頭でもお伝えしましたが、この記事がきっかけとなり、Wikipedia『レズビアン風俗』の呼称の項目、さらに問題という項目が新たに加えられて、加筆修正いただきまました。

次回、レズ風俗の呼称などをテーマに

文筆家の牧村朝子さんをゲストに

Dialogue(対話)レズ風俗をめぐることばときもちをテーマにした配信イベントを行います!

よろしければご視聴ください。

また、イベントの前にキャストとスタッフ、そして

実際にご利用いただいたことのあるお客様にアンケートを実施しております。※4/14終了となりました。

ご意見、ご感想お聞かせください。

あと、次は

Wikipediaにまだ掲載されていないレズビアン風俗の真実」シリーズとして

1996年に存在していたレズビアン風俗店から

レズ風俗ブームまでに存在していたレズビアン風俗店について

これまで御坊があえて語らなかった

レズ風俗の『歴史』についてご紹介していきたいと思います。お楽しみに!

レズ風俗当事者代表

御坊でした